こんにちは!アパレル社員です。
今回は「アパレルとファッションの違い」について紹介します。
テレビやSNSでもよく目にする「アパレル」と「ファッション」
服が好きな人ならなんとなくの意味は理解しつつも、実際のところ
「アパレルってなにを意味するの?」
「ファッションとなにがの違うの?」
と思っている人も多いのではないでしょうか?
私も学生時代に授業で習ったような習わなかったような、、、
それこそ就職したばかりの20歳そこそこの頃は考えたこともなかったし、きちんと意味を理解しないまま雰囲気で使っていたと思います。
そこで今回は意外と知らずに使っている「アパレル」と「ファッション」の違いを説明していきます。
学生さんはもちろんですが、アパレル業界に属しているものの実はよく分かっていない業界人の方も必見ですよ!
アパレルとは
アパレルとは「衣類」、「衣服」を意味する英語です。
その他にも「(衣服)を着せる」、「着飾る」の意味を持ちます。
アルファベットでは「Apparel」と表記します。
由来
アパレルの由来は「appreiller」というフランス語です。
「服を着せる」という意味があります。
この「appreiller」を英語では「apparel」と呼ぶようになりました。
日本でのアパレルの意味
日本では「衣類」「衣服」「既製服」の意味で使用されることが多いです。
この衣服を製造、流通するメーカーや販売する小売業をまとめて「アパレル業界」と呼びます。
ちなみにアクセサリーや腕時計、シューズなどはアパレルには含まれず、あくまで「衣服」の事を指します。
ファッションとは
ファッションとは「流行」「風潮」など特定の時期に普及した社会現象を意味する英語です。
アルファベットでは「Fashion」と表記します。
由来
ファッションの由来は「Factio」というラテン語です。
「行為」「所作」の意味があります。
日本でのファッションの意味
日本では、単に流行を指すことは少なく、特に服装、髪形、化粧、アクセサリーなどの流行を取り入れてコーディネートされる全体の雰囲気の事を総称してファッションと呼ぶことが一般的です。
アパレルとファッションの違い
アパレルは「衣服」、ファッションは「衣服」を含めた髪形、化粧、アクセサリー、シューズなどを取り入れた「全体の雰囲気」やそれらを使った「新しい価値観の発信」を指すので、全く別の意味を持っています。
アパレル社員のまとめ
今回は意外と知られていないアパレルとファッションの違いについて紹介しました。
アパレルは「衣服」、ファッションは「全体のコーディネート、雰囲気」
これさえ覚えておけば恥をかくことはありません!
最後に例題です。
「彼女のファッションは群を抜いて素晴らしい。」
今回の内容がしっかり理解できていればこの意味がはっきり分かると思います。
「アパレル」と「ファッション」の違いをしっかりと覚えたうえで業界に飛び込みましょう!